Amber Aleアンバーエール
COLUMNブリティッシュ志向・コクとバランスのアンバー
Dry Dock Brewing(ドライドック)の最初期ラインナップの一つでもある、アンバーカラーのエール。同社HPによるとスタイルの区分は ESB。2006年のワールドビアカップ(World Beer Cup)で金賞に輝き、同社の存在を世界に知らしめました。
アロマはモルト由来のカラメル感に加え、木材のような落ち着いた香りも。飲むとアーシー(土のような印象を受ける)なホップフレーバーが好感。一口目ではモルトの甘みが印象的ですが、徐々に英国系ホップ(Challenger, Summit, Goldings を使用)らしい濁った印象の滋味のある苦味が立ち現れます。コクのある飲み口でボディ感も程よいレベル。モルトとホップ、甘みと苦味が絶妙なバランスをとった、美しいビールと言えるでしょう。
幅広い料理に合わせられそうなビールで、肉料理から魚料理、スイーツまでペアリングが楽しそうです。
パッケージには中々イカつめのセイウチが描かれており、海洋冒険ロマンな気分を沸き立てますね。