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新着のクラフトビール一覧

おすすめのブルワリー

ホップワークスアーバンブルワリーのロゴ

HOPWORKS URBAN BREWERYホップワークスアーバンブルワリー

Hopworks Urban Brewery(ホップワークスアーバンブルワリー)は、クリスチャン・エッティンガーが2007年に設立したアメリカ、ポートランドのブルワリーです。 クラフトビールと食事を楽しめるパブも経営しており、ビールのデリバリーも行っています。 クリスチャンが初めて醸造を行ったのは両親の家のキッチンで、大学生最初の夏休みのことでした。 それは将来、自分の醸造所を開くことを決意した瞬間でもありました。 そして大学卒業後に、オレゴンの醸造所創業者の多くを輩出したユージーンシティブルワリーで醸造家としてのキャリアをスタートさせます。 その後の躍進は目覚ましく、アメリカンブルーワーズギルドにて、インテンシブ・ブルーイングとサイエンスアンドエンジニアリングコースを修了。ポートランドのローレルウッドパブアンドブルワリーで醸造中にワールドビアカップチャンピオンのブルーマスターを受賞。 まさにアメリカンクラフトビールの新進気鋭のブルーマスターがクリエイティビティ溢れるクラフトビールを開発・醸造しているのがホップワークスです。 麦芽とホップは有機栽培の原料を使い、環境にやさしい持続可能な醸造を続けていくことを目標・方針としており、電気やガスなどの人工エネルギーを使った分のコストは、自然環境を保護する団体に寄付するなどして、二酸化炭素削減に対する取り組みをしていることも特徴です。

おすすめの原産国

ドイツの風景

Germanyドイツ

ビールといえばドイツというイメージが強いですが、ビール自体はドイツ人がビールを発明というわけではありません。 約13,000年前、農業革命が起こる前から、中東の一部では穀物を焙煎したものを水に浸して飲むと、味が良く、栄養価が高く、少しアルコールを含む飲み物ができることを発見していました。イスラエルのハイファで最近行われた考古学的発掘調査では、古代の醸造所の名残が発見されました。やがて、アルコール度数の低い「液体パン」は世界中のほぼすべての文化で主食となる飲み物となりました。 その後、世界のいたるところで、大麦やトウモロコシなどさまざまな穀物を今日の麦芽の代わりにつかってビールを造る試みは行われてきました。しかし、ミュンヘンの北に位置するハレルタウ地方で発見された特別なホップと大麦麦芽を用いて醸造すると非常に高品質なビールができることが発見されると、この製法がいたく気に入ったドイツ人たちはこれこそがビールの正式な製造法だと考え、かの有名なドイツの「ビール純粋令」を制定をします。 ビール純粋令とは、1516年4月23日にバイエルン公ヴィルヘルム4世が制定したもので「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という内容の一文で知られる法律です。この法律は現在でも有効で、食品に関する最古の法律として有名です。 ビール純粋令の制定から300年後の19世紀後半、フランスとドイツの科学者たちは、酵母が発酵過程で果たす役割を解き明かしました。最終的には酵母は2種類に分類され、ビール醸造用に商業的に生産され、それぞれがビールの風味に影響を与えました。一方の酵母は発酵の終わりに上に浮かんでくる上面発酵酵母(エール)、もう一方の酵母は下に沈んでいく下面発酵酵母(ラガー)です。 19世紀には、ピルスナーの誕生からボックビールや輸出ビールの導入に至るまで、ドイツ語圏の国々でビール革命が起こりました。ドイツからの移民醸造家たちは、アメリカ、中国、日本、メキシコ、アフリカでビール帝国を築き、1980年代まではドイツは世界で最も多くの醸造所を抱えていました。 しかし、1990年代に入ると、ドイツのビール消費量はゆっくりと減少し始め、歴史ある醸造所の合併がすすみ、また、新しい若い醸造所が登場してきました。今日でもドイツではビールの総消費量は少しずつ減少していますが、ビールは今でも文化として根付いており、変わらぬ愛情が注がれています。 最近では日本でもなじみの深いオクトーバーフェストは、ドイツのバイエルン州ミュンヘンで毎年9月下旬から10月の最初の週末まで開催される16~18日間のお祭りです。オクトーバーフェストで飲まれるビールは、ミュンヘン市内で13.5%以上の麦汁濃度で醸造されたビールのみでならないとされています。
アメリカの風景

United States of Americaアメリカ

アメリカには6,000以上のビール醸造所があり、世界のクラフトビール市場を牽引している国のひとつです。 しかし、今日に至るまで、常にたくさんの醸造所がアメリカのクラフトビール市場に賑わいをもたらしていた訳ではなく、その歴史には紆余曲折がありました。 当時、アメリカのビール醸造所の数は1873年に一度ピークを迎え4,131箇所もありました。しかし、1920年から1933年にかけて、禁酒法と第二次世界大戦中の厳しいビジネス状況下でその数は50未満にまで落ち込みます。 1970年代後半になり、ホームブルー解禁の影響も受け、何千人もの人々が個人消費のためにビールの自家醸造を始めていました。その中、企業家精神を持った人々によってビジネスモデルが見出され、徐々にマイクロブルワリーが姿を現し始めます。 火付け役の一人となったのがカリフォルニア州にニューアルビオン醸造所を設立したジャック・マコーリフです。彼はアメリカ海軍に勤務している間、世界中を旅して様々な土地のビールを口にしました。そして、スコットランドに在住中、スコットランド人が飲むガツンとした飲みごたえのあるビールに夢中になり、海軍での任務を終えたのちに醸造所を設立しました。 1980年代初頭、ニューアルビオン醸造所はわずか6年あまりで事業を終えてしまいます。しかし、彼の成し遂げた業に何百人もの人々が触発され、その後1990年の初頭にかけて数十の新しい醸造所がアメリカに生まれます。 1990年代、何十ものスタートアップクラフトビール醸造所が熱心に技術開発に取組み、クラフト醸造の基盤を作り上げました。そして2000年代、アメリカビール市場におけるクラフトビールブームとともに醸造所の数は急成長を遂げ、かつての活気を取り戻したのです。
日本の風景

Japan日本

日本には、明治時代、全国に100を超える小さなビール醸造所が存在していました。当時は清酒以外の酒類には酒税が課せられておらず、ビールには酒税が課せられていませんでした。しかし、明治34年12月軍備増強のための国税収入のため、ビールにも酒税が課せられることになり、資金力の弱い小さなビール醸造所はその負担に耐えきれず姿を消していきました。これによりビール作りは戦後しばらくも資金力のある大手だけのものとなっていました。 しかし、1994年(平成6年)、経済政策の一環としてに酒税法が改正され、ビール製造免許に必要な最低製造量が、従来の年間2,000キロリッターから60キロリッターに引き下げられたことで転機がおとずれます。これにより、再び小規模な醸造所の市場参入が可能になり各地で多くの地ビールが誕生する流れができました。ちなみ、地ビール製造免許第1号は新潟県のエチゴビールと北海道のオホーツクビールで、国産地ビール第1号ともいえる「エチゴビール」 と「オホーツクビール」が発売されました。 この経済政策は功を奏し、日本中に続々と地ビール製造業社が生まれ、地ビールブームと呼ばれるまでとなり一時は260を超す醸造所が全国各地に誕生しました。しかし、ただブームだけに乗って参入したきた業社は、ビールの品質が低かったり、販路をもたなかったりと、地ビールの話題性だけでの経営は長続きせず徐々にその数を減らしていきました。 しかし、2011年頃よりクラフトビールに徐々に火が付きはじめます。それまでの醸造所/地ビールからブルワリー/クラフトビールというような呼称の変化も見られ、若者を中心にビールの新たなスタイルとして受け入れられるようになりました。一時は200程度まで減った醸造所も徐々に増え、現在では全国に300近くの醸造所が個性的なビールを作っています。

おすすめのビアスタイル

5種類のクラフトビールが注がれたグラス

India Pale Aleインディアペールエール IPA

IPA(インディアペールエール)は、ペールモルトを使用して上面発酵で作られるペールエールの一種で、ホップの風味が強いことが特徴です。 1815年ごろにイギリスからインドに輸出するための長い船旅に耐えられるよう、ペールエールよりも麦芽を多く使用してアルコール度数を高めて劣化・腐敗を防げるよう保存力を高めたビールが開発されました。そして、1829年に「IPA(インディアンペールエール)」の呼び名で広告が掲載されて以来、ホップの比重が高いビールとしてイギリス国内で人気が高まっていき、21世紀にはイギリスで最も人気のあるビアスタイルの一つとなりました。イギリスのブルワリー教会SIBAの金メダルを受賞したブリュードッグの「パンクIPA」などが有名です。 伝統的なIPAのスタイルは、オーストラリアやニュージーランドなどの当時の植民地諸国へと輸出され、各国へと普及していきましたが、アメリカではさらに独自の進化を遂げてきました。 ローストしたモルトを使用した「ブラックIPA」、アミログルコシターゼという酵素を加えて頭部を取り除きドライで爽やかな飲み口を実現した「ブリュットIPA」、ホップが強烈でアルコール度数が7.5%を超える「ダブルIPA(インペリアルIPA)」、苦味の少ないホップを使い、ジューシーな柑橘系とフローラルのフレーバーが特徴の「ニューイングランドIPA(ヘイジーIPA・ジューシーIPA)」など様々なIPAのスタイルが存在します。
5種類のクラフトビールが注がれたグラス

Weizenヴァイツェン

ほとんどのビールは大麦の麦芽を原料として製造されますが、ヴァイツェンは小麦麦芽を50%以上使ったビールのことを指します。ヴァイスビールと呼ばれる事もあり、ヴァイス =「白」の通り白っぽい黄金色のビールで、バナナのようなフルーティーな香り(エステル香)と、苦みをほとんど感じない柔らかな味わいが特徴です。実際にフルーツが使われているわけではなく、酵母の発酵によってこのような香りになるのです。 小麦系のビールは16世紀の時点ですでにバイエルン地方で製造されていたようですが、当時は「ビール純粋令」と呼ばれる法律によって「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」と定められていたため、独占的な権利を保持していた朝廷のメンバーしか造ることができず貴族のビールとみなされていました。 この貴族のビールが市民のものとなったのは、ゲオルク・シュナイダーという人物が王室と交渉して、このスタイルの醸造権を譲ってもらうことに成功したためです。彼が起こしたSchneder社は今でもミュンヘンで小麦系のビールを製造しています。バイエルン地方では今でも小麦系のビールが人気で、ビールの販売額の4分の1ほどを占めているということです。 スタンダードなヴァイツェンの他に、色合いが少し暗く通常のヴァイツェンより心持ち甘めのドゥンクラー・ヴァイツェン、アルコール度数が高いヴァイツェンボックなどがあります。