PALE ALEペールエール
COLUMNアメリカンクラフトビールを絶滅から救った「元祖ペールエール」
1980年に現れたアメリカ産のカスケードホップを使用し、それまでのビールとは一線を画す柑橘系の強烈な香りを帯びたペールエールが生まれ、一時期冷え込んでいたアメリカのクラフトビール市場を生き返らせる火付け役となったのがこのSIERRA NEVADA PALE ALE(シエラネバダペールエール)です。
グラスに注いだ液色はモルトをほんのり焦したキャラメルの甘みを彷彿とさせる赤みがかったゴールド。飲み口は、しっかりとホップのアロマを感じながらも苦味が強すぎずに酸味やコクのバランスが取れており、普段エール系のビールを飲み慣れていない人でも非常に飲みやすい一品に仕上がっています。
発売から40年以上たった今でもなお、時代に合わせた改良を重ねながら全世界のクラフトビールファンに愛されている、ロマンを感じるクラフトビールです。