Omnipollo(オムニポロ)は醸造家の Henok Fentie とアーティストの Karl Grandin が 2010 年、スウェーデンストックホルムにて設立したブルワリー。 

アーティスティックなクラフトビール造りをするOmnipollo(オムニポロ)の低アルコールシリーズのひとつOstkaka(オストカーカ) 

日本では北欧家具・雑貨店のIKEA（イケア）で入手できます。

マリメッコを連想させるような鮮やかな花模様のパッケージラベルには「リンゴンベリー 刺激的なクラシックスウェーデン産チーズケーキ」という説明が記載。

そしてグラスに注ぐと、しっかりと紫のブドウジュース色。

紹介文とビールの色合いから、とても甘いのかと思いきや、酵母の酸味が主役の味わいに意表を疲れます。

ほんのりクリームチーズっぽい風味も感じられて、後味はまるでブルーベリーヨーグルト。

他の低アルコールシリーズと同様に、ビールというよりも「大人のジュース」というカテゴライズが適していそうな逸品です。

スウェーデンは北欧のスカンジナビア半島にある王国で、何千年もの間、一般家庭で醸造が行われて飲まれるほどにビールが国民的飲み物として親しまれてきました。

ベリーにチーズの風味。後味はまるでブルーベリーヨーグルトな低アルコールエール

まず、エールというのはビールの上面発酵という製造方法で造られたビール群のことを言います。このエールビールのうち、登場当時のビールと比べて淡い（=ペール）色をしているビールをペールエールと呼ぶようになりました。

OMNIPOLLO（オムニポロ）のノンアルコールシリーズのひとつ、Blabars Soppa（ブローベルスソッパ）

北欧家具雑貨店、IKEAの店舗で年間を通して手に入ります。

パッケージにはノンアルコールシリーズ他の3種類と同様にマリメッコを連想させるような色鮮やかな花が描かれています。

グラスに注いだ色合いは、ビールというよりも100%ストレートのぶどうジュースを思わせるような濃ゆいダークパープル。

とろっとクリーミーな口あたりにブルーベリー、カシスっぽいフレーバー。酵母のマイルドな酸味がフレッシュベリー感を増強。

ほんのりバニラの香りとテクスチャも相まって、ブドウソフトクリームを食べてるような感覚。

まさに大人の葡萄ジュースのような逸品です。

ブドウソフトクリームを食べてるような感覚のノンアルコールエール

Omnipollo(オムニポロ)のノンアルコール定番ラインナップのひとつNYPONSOPPA(ニィーポンソッパ)はローズヒップのアロマと甘酸っぱさが特徴的なペールエール。 

パッケージにはオムニポロのノンアルコールシリーズ共通の花をモチーフにした鮮やかなグラフィックが描かれています。 

褐色がかったゴールドヘイズの液体をグラスに注ぐと滑らかな口あたりを予感させるクリーミーな泡が出現。 

口あたりは想像通りのクリーミーさで、サワーエールみのあるシュワっとした酵母の酸味が押し寄せます。 

そして、しっかりローズヒップのフレーバーとパッションフルーツっぽい甘み。 

ビールと聞かされずに出されたらクリーミーなソーダのデザートカクテルかなと思ってしまうほどスイーツな逸品です。 

ローズヒップの香りと甘酸っぱさが特徴のデザートノンアルコールビール

Omnipollo(オムニポロ)のREFERENCE PALE ALE(レファレンスペールエール)は、シトラホップでドライホッピングした低アルコールのペールエール。 

にごりをともなったホワイトイエローの液体を グラスに注ぐと、酵母と柑橘系のさわやかな香りがふわっと漂います。

ABV0.3%ですが、日本のいわゆるノンアルビールとは全く別物の味わい。  

口あたりは軽やかで、マイルドなサワーみのある酸味に、シトラホップのグレフル感アロマがほんのりと広がります。 

清涼飲料水のようにフレッシュで水々しい後味は、ABV0.3%の成せる技かもしれません。 

さっぱりとした味わいで、休肝日やランチビールとしていただくのに、ぴったりな逸品です。 

マイルドなサワーみのある酸味が特徴の低アルコールペールエール

「従来のビールのイメージを永遠に変える」というビジョンを掲げて、これまでの枠にはまらないような様々なスタイルのクラフトビールを委託醸造しています。 

ブルワーとグラフィックデザイナーが平等な関係で共同作業しながらビールを造るという思想を持っており、北欧デザインのユニークなパッケージと独創的なレシピに注目です。 

日本では北欧家具・雑貨店のIKEA(イケア)にてノンアルコールシリーズ(日本の法律ではお酒に分類)を購入することができます。 

Omnipolloオムニポロ

オムニポロのクラフトビール一覧