シングルテイクセッションエール(Single Take Session Ale)

Single Take Session Aleシングルテイクセッションエール

COLUMNシングルテイクの臨場感を追い求めた毎日飲めるセッションエール

シングルテイクセッションエール(Single Take Session Ale)は、Baird Beer(ベアードビール)のセッションペールエールです。

ブライアンは長いこと、二―ル・ヤングのファンであり称賛者でもある。彼の「シングルテイク」スタイルのレコーディングから、加工していない本物でありのままのクオリティのサウンドが生まれるのだ。そして、このクオリティこそ、私たちがベアードビールで追及しているものなのだ。ラベルの絵は、1989年ニール・ヤングの“Rocking in the Free World.”のライブにインスパイアされたものだ。

セッションと名のつくビールはアルコール度数が低めなのですが、こちらのビールも4.5%と市販ビールよりちょっとだけ低め。ベルギー酵母を使っているということ、それらしいスパイシーさと爽やかさがありながら飲み飽きしない毎日飲めるビールに仕上がっています。

ベアード ブルーイングのクラフトビール

シングルテイクセッションエールのブルワリー / ビアスタイル / 原産国

日本の風景

Japan日本

日本には、明治時代、全国に100を超える小さなビール醸造所が存在していました。当時は清酒以外の酒類には酒税が課せられておらず、ビールには酒税が課せられていませんでした。しかし、明治34年12月軍備増強のための国税収入のため、ビールにも酒税が課せられることになり、資金力の弱い小さなビール醸造所はその負担に耐えきれず姿を消していきました。これによりビール作りは戦後しばらくも資金力のある大手だけのものとなっていました。 しかし、1994年(平成6年)、経済政策の一環としてに酒税法が改正され、ビール製造免許に必要な最低製造量が、従来の年間2,000キロリッターから60キロリッターに引き下げられたことで転機がおとずれます。これにより、再び小規模な醸造所の市場参入が可能になり各地で多くの地ビールが誕生する流れができました。ちなみ、地ビール製造免許第1号は新潟県のエチゴビールと北海道のオホーツクビールで、国産地ビール第1号ともいえる「エチゴビール」 と「オホーツクビール」が発売されました。 この経済政策は功を奏し、日本中に続々と地ビール製造業社が生まれ、地ビールブームと呼ばれるまでとなり一時は260を超す醸造所が全国各地に誕生しました。しかし、ただブームだけに乗って参入したきた業社は、ビールの品質が低かったり、販路をもたなかったりと、地ビールの話題性だけでの経営は長続きせず徐々にその数を減らしていきました。 しかし、2011年頃よりクラフトビールに徐々に火が付きはじめます。それまでの醸造所/地ビールからブルワリー/クラフトビールというような呼称の変化も見られ、若者を中心にビールの新たなスタイルとして受け入れられるようになりました。一時は200程度まで減った醸造所も徐々に増え、現在では全国に300近くの醸造所が個性的なビールを作っています。