デンマーク(Denmark)

Denmarkデンマーク

デンマークのビールといえばカールスバーグ(Carlsberg)ですが、ツボルグ(Tuborg)という日本ではあまり馴染みのないブランドも流通しています。1970年にツボルグがカールスバーグに買収されて以来、カールスバーグがほぼ独占的な地位を占めているビールシーンとなっています。

多くの地方醸造所もなんとか生き残っていましたが、そのほとんどが2005年にロイヤル・ユニブリューに合併されました。しかしながら、2020年現在、Ratebeerにはデンマークで活動中の醸造所が300以上リストアップされており、他の多くの国と同様に活発にクラフトビールが醸造されているものの、国際的なブランドはほぼなく、そのほとんどが地ビールメーカーのようです。

一方でファントムブルワリー(自分たちで醸造所を持たずにブランドとレシピで販売していくブルワリーの)として世界中で飲まれているミッケラー(Mikkeller)があったりと、グローバルとドメスティックで違った盛り上がりを見せているクラフトビールシーンを有しています。

飲まれているのはペールラガーが主流で、総売上の95%以上を占めています。しかし、近年はスタウトなどの黒ビールも人気が高まっており、ドイツビールの主な輸出先ともなっています。

デンマークのクラフトビール一覧

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