New Zealandニュージーランド
New Zealand(ニュージーランド)で、ビールはいちばんポピュラーなアルコール飲料として楽しまれています。主に飲まれているビアスタイルは日本と同じくピルスナー・ラガースタイルがメジャーです。
ビール造りの歴史は比較的若く、18世紀後半にヨーロッパ人によってホップやモルトなど現代のビールの原材料たちが持ち込まれました。
イギリスやアイルランドからの移民が主だったため、当時主に造られていたのはエール、ポーター、スタウトでしたが1930年代にラガーの醸造方法が発明され徐々に主流となっていったそうです。軽くドライホップするこの醸造方法で造られたラガーはニュージーランドドラフトと呼ばれ、ニュージーランドで今も楽しまれています。
近年ではラガーの需要が少しずつ減少しており、1980年代にオークランドのシェイクスピアブルワリーがクラフトというジャンルでビールを提供し始め、再びエールスタイルのクラフトビールたちが市場から注目されるようになりました。