オールドエンジンオイル Old Engine Oil

Old Engine Oilオールドエンジンオイル

COLUMNリッチでスムース、ハイレベルなクラフトスタウト

Old Engine Oil(オールドエンジンオイル)は、スコットランドのハービストンブルワリー(Harviestoun Brewery)が造るスタウトビールです。

めちゃくちゃスムースな口当たりに、リッチなモルトのアロマとフレーバー、しっかり苦味を感じつつもダークチョコ、キャラメルのような甘み、ダークチェリーのフルーツ感、という感じでめちゃくちゃ重厚なスタウトです。

Ratebeer.comで96点獲得も納得の1本です。

ハービストンブルワリーのクラフトビール

オールドエンジンオイルのブルワリー / ビアスタイル / 原産国

5種類のクラフトビールが注がれたグラス

Stoutスタウト

ポーターがアイルランドに渡り改良されたビアスタイルがスタウトです。 スタウトは「頑強な、丈夫な、どっしりとした」という意味で、真っ黒になるまで大麦を焙煎しているため、液色も真っ黒で、強く濃厚でコクのある味わい。そして、コーヒーを彷彿とさせる香り・苦味とほんのりと感じる酸味を楽しめるビアスタイルです。 当時はスタウト・ポーターと呼ばれており、ポーターよりもアルコール度数を強くしたものが主流でしたが、現代のスタウトはそこまでアルコールの強くないものが多いです。 原材料・醸造方法におけるポーターとの違いは、麦芽化せずにローストした大麦(ローストバーレイ)を使っている点にあります。そして、スタウトスタイルの生みの親は黒ビールの代名詞として有名なギネスの創業者アーサー・ギネスです。 当時、麦芽に税金がかけられていたため、アーサーは節税を目的として麦芽化していない大麦を焙煎してビールを醸造することを試みました。すると、コーヒーのようなシャープな苦味のビールが生まれ人気となり、瞬く間にアイルランドから世界中に広まっていきました。 スタウトの中でも様々な種類に細分化することができ、ギネスのような「ドライスタウト」、焙煎の苦味を抑えた「スイートスタウト」、乳糖を加えてミルクチョコレートのような風味の「ミルクスタウト」、そしてアルコール度数を高くした強いボディの「インペリアルスタウト」などがあります。