ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）は和歌山県有田川町にて、令和元年（2019年）に設立されたクラフトビールブルワリーです。

Ghost Panda（ゴーストパンダ）は、和歌山県のブルワリー、ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）が販売しているIPAです。ブルワリーの説明ではジューシーIPAとなっています。

以前醸造した中でとっても気に入っている”スパークルホース”のレシピに基づいたこのセミレギュラーは、余計なビールの”おもさ”を感じさせないように、かつヘイジーのような甘いホップ感をガッツリ楽しめる組み合わせでレシピ構築しています。Cryo Pop と Mosaicのメインフレーバーは、とってもジューシーなトロピカルなマンゴーとパパイヤ。Sabro Hopsはユニークなココナッツの余韻を少し残しますよ

説明とおりとてもジューシーなIPAで、アルコール度数はそこそこあるものの重くなりすぎ、ともて飲みやすいビールだと思いました！

日本には、明治時代、全国に100を超える小さなビール醸造所が存在していました。当時は清酒以外の酒類には酒税が課せられておらず、ビールには酒税が課せられていませんでした。しかし、明治34年12月軍備増強のための国税収入のため、ビールにも酒税が課せられることになり、資金力の弱い小さなビール醸造所はその負担に耐えきれず姿を消していきました。これによりビール作りは戦後しばらくも資金力のある大手だけのものとなっていました。

パンダがお届けするジューシーIPA

IPA（インディアペールエール）は、ペールモルトを使用して上面発酵で作られるペールエールの一種で、ホップの風味が強いことが特徴です。

Space Cadet（スペースカデット）は、和歌山県のブルワリー、ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）の造るIPAです。

何回かの実験結果より、マッシュホップが程よい苦味とコクをプラスしてくれることが判明しました。そして、今回の『Space Cadet:スペース・カデット』では、”マッシュ ; 糖化”にCascade HopsとSaaz Hopsを加え、グレープフルーツとカシスのノートを引き出しました。

ということで、ホップ投入のタイミングを通常のビールと少しずらしてあるこちらのビール。ブルワリーからの説明とおり絶妙な苦味、コク、ジューシーさがバランス良く楽しめるIPAとなっています。

マッシュホップが苦味とコクを引き出したIPA

スカイサーファー（Sky Surfer）は、和歌山県のブルワリー、ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）の造るビールです。スタイルあまり聞かないですが、West Coast Pilsner（ウェストコーストピルスナー）。

Nova Lagerという新種の酵母を使用。Nova Lagerはラガーをより高い温度（エールと同じ18度くらい）で、より短い期間で発酵させることができるとのこと。

ウェストコーストIPAのようにホップをキャラクターを存分に感じられながらも、ラガー特有のスカッと感も同時に味わえる1本です。

空をサーフィンするようなスカッとしたピルスナー

上面発酵のビールをエール、下面発酵のビールをラガーと言いますが、ピルスナーはラガービールのスタイルの1つで、日本で流通している大手のビールのほとんどがこのピルスナーです。

フォレストドライブ（Forest Drive）は、和歌山県のブルワリー、ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）の造るIPAビールです。

同ブルワリーが何年にもわたって使ってきた「ネオメキシカヌスホップ」を使って、野性的でウッディな味わいを引き出しているそうです。

味わいはまさに森の中にいるようなウッディなアロマを感じつつ、ホップ由来の柑橘っぽい香りとフレーバーで、風に吹かれているような、まさにフォレストドライブ（Forest Drive）な1本です。

森の中をイメージしたウッディなIPA

フェーズシフト（Phase Shift）は、和歌山県のブルワリー、ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）の造るIPL（India Pale Lager）です。

フローラルなアロマに、ライトでみずみずしい口当たりで万人受けしそうなカジュアルなビールです。初夏の気候の良い時期に、ラベルが表現するようにやっとコロナが落ち着いてきたこの時期に、みんなごくごく飲みたくなる1本です。

春から夏へのフェーズシフトで飲みたいIPL

IPL：India Pale Lager（インディアペールラガー）は、ラガー酵母で醸造するラガービールですが、ピルスナーなどに比べて、ホップを大量を使って醸造されます。

NOMCRAFT BREWING（ノムクラフト ブリューイング)が造る、準レギュラービールのSession Hazy IPA(セッション ヘイジー IPA)。

マンゴー＆パイナップルの南国味に、ホップと酵母が元気いっぱいに溢れ出す。とってもトロピカルで、とってもジューシーで、とっても味わい深いにごうまビールです。

元気いっぱい！にごうまトロピカルヘイジー

NOMCRAFT BREWING（ノムクラフト ブリューイング）の定番ビール。

飲み口はガッツんとカラメルモルトの苦味を感じつつも、後味はパイナップル系のフルーティーさが味わえるIPA。味のコントラストが心地よく、日本人好みの上品なIPAとなっています。

ハンバーガーやフライドチキンといったまさにビア飯とのペアリングがおすすめです。

モルトの苦味とフルティーさが絶妙なバランスのIPA

白ぶどうベースで、柔らかい飲み口に華やかなホップ感が特徴的。仕事終わりや暑い日に喉を鳴らしてゴクゴク飲みたくなる1杯。クラフトビール初心者にもおすすめしたい1杯です。

アロマホップなゴールデンエール

まず、エールというのはビールの上面発酵という製造方法で造られたビール群のことを言います。このエールビールのうち、登場当時のビールと比べて淡い（=ペール）色をしているビールをペールエールと呼ぶようになりました。

NOMCRAFT BREWING（ノムクラフトブリューイング）が滋賀県 HINO BREWING（ヒノブリューイング）とのコラボで醸造したビール。

BRU-1 シングルホップ で造られたIPAです。

HINO BREWING のアイコンであるイノシシが入浴（？）する愉快なラベルが目印です。外観はヘイジーでオレンジがかったイエロー。

アロマの印象はパイナップル、オレンジ、桃を想起させます。しかし口に含むと、熟しきらない果実のような青みのある風味もプラスされてきます。第一印象がトロピカルなだけに、意外な変化として愉しめるでしょう。

酵母は比較的高温で発酵し 、まろやかでジューシーな仕上がりを発現する 644 を使用。ビールの全体印象に落ち着きと一定の飲み応えを与えています。

このコラボ企画で、HINO BREWING 側では BRU-1 を使ったカリフォルニア・コモンスタイル（こちらも高温発酵ですね）のビールを造っています。是非チェックしたいところ。

BRU-1 をフィーチャーしたシングルホップ IPA

NOMCRAFT BREWING（ノムクラフト ブリューイング）が、名古屋のファントムブルワリー「Tall Boys Brewing（トールボーイズ ブリューイング）」とのコラボでリリースした Hazy IPA.

スムージーのように濁りが強く、かつシルクのような感触を想起させる、美しい外観が印象的です。

鼻を近づけた時の香り、口に含んだ後の風味ともに、マンゴーやパイナップル系のトロピカル・キャラクターが前面に出ています。マウスフィールはミルク系のミックスジュースを想起させ、飲み応えアリ。擬音で言うと「ジュワ～」といった感じです。

杯を進めれば気分は南国リゾート。公式リリースでも、ナシゴレン等エスニックな料理とのペアリングがオススメされています。

シルキーでスムージーなトロピカル系 Hazy IPA

NOMCRAFT BREWING（ノムクラフト ブリューイング）が送る Golden Kiwi（ゴールデンキウィ）は、その名前のとおり、キウィの国ニュージーランド産のホップの魅力が楽しめる IPA.

東京・立川の Sakamichi Brewing とのコラボによるリリース。

明るいゴールド、やや Hazy な外観（原料にオーツ麦使用）。見た目からして非常に気持ち高まる一本です。

爽やかな甘みを連想する、桃のような香りが印象的。口に含んだあとも桃っぽい感じが前面に来ますが、そこにグレープフルーツ、ライムのような爽やかさが重奏します。このビールでフィーチャーされた NZ 産ホップ、Wai-iti, Rakau の成せる業でしょう。

フルーティな感覚を余韻まで楽しんだ後は、苦味・甘味は大人しめ。口あたりも瑞々しく、後味は非常にクリーン。

公式のスタイル説明にも "Modern IPA" とありますが、まさしく軽やかでキッチュな現代的センスを感じる IPA だと思います。

NZホップの魅力を楽しめる、非常に飲みやすい IPA.

ノムクラフトがアメリカ・ポートランドの醸造所 LEVEL BEER （レベルビール）とのコラボで醸造した「クリムゾン・ガード（Crimson Guard）」。

ブルワリーの地元・和歌山県有田川町産のぶどう山椒を副原料に使用したアンバーエール。

グラスに注ぐと、赤みがかった深めの琥珀色が目を惹きます。

山椒のスッとした爽やかな香りが漂う中に、モルトのカラメル香も感じます。

飲み口は、山椒の風味が印象強い中にもホップ・モルトとの全体のバランスもよく、クリーンで飲みやすい。味わうと、モルトのほんのりチョコレート風な甘味が見つかります。

後味もクリアで爽快、重すぎないボディも魅力的。

ガッツリ肉料理からクッキー等のお菓子まで、幅広いペアリングが楽しめそうなビールです。

ちなみにノムクラフトもLEVEL BEER も、ブルワーは「スターウォーズ」シリーズのファンだそう。５月４日（May ４th）に醸造されたこのビール、ラベルには銀河帝国の紋章風のマーク。名称も銀河皇帝を守るクリムゾンカラーの衛兵に因んでいるとか、いないとか。

ぶどう山椒を使った、スパイシーなアンバーエール。

ペールエールよりも焙煎度の高い麦芽を使って作られる、琥珀色や褐色をしたエールビールです。カラメルやトーストのような香り、香ばしいモルトのフレーバーとホップの苦味がバランスの良く楽しめるスタイルです。5℃前後の少し高めの温度で楽しむのがおすすめ。ちなみに「アンバー」は褐色という意味です。

世界中に楽しいNOM（飲む）文化を届けたい！がコンセプトの同ブルワリー。アメリカンIPA等ホッピーなビアスタイルを中心に、ポートランドやシカゴ、オーストラリアなどでブルワーが積んだ経験を活かし、様々なクラフトビールのラインナップを展開しています。

地元・有田川のまちづくりにも取り組み、醸造所は保育所のリノベーションだとか。

さらに、現地の農家やメーカー、さらに日本、アメリカそして世界中とのブリュワーとの交流にも積極的で、様々なコラボレーション・ビールにも注目です。

NOMCRAFT BREWINGノムクラフトブリューイング

ノムクラフトブリューイングのクラフトビール一覧

Ghost Pandaゴーストパンダ

Space Cadetスペースカデット

Sky Surferスカイサーファー

Forest Driveフォレストドライブ

Phase Shiftフェーズシフト

Ebbsessionエベセッション

Nomcraft IPAノムクラフトIPA

NomNom Goldenノムノムゴールデン

Chun Chun IPAチュンチュン IPA

Tall & Kinkiトールアンドキンキ

Golden Kiwiゴールデンキウィ

Crimson Guardクリムゾンガード

NOMCRAFT BREWINGノムクラフト ブリューイング

ノムクラフト ブリューイングのクラフトビール一覧