Streetlight Brewing（ストリートライトブリューイング）は、北海道札幌市で2022年にスタートしたブルワリーです。札幌の中でも再開発で注目される桑園エリアにある比較的新しいブルワリーです。

ストリートライトブリューイング

Odd Eye（オッドアイ）は、札幌市のブルワリーであるStreetlight Brewing（ストリートライトブリュイーイング）の造るレッドーエールです。表記はDry Hopped Red Ale。

モルトフォワードなレッド系（イギリス系）と、ホップフォワードなビールでよく使われるカスケードホップ（アメリカ系）の絶妙な出会いという感じのビールです。ホップの香りと苦みがバランスよく感じられます。アルコール度数が低さによる物足りなさをモルトっぽさでうまく補えていると思います。

日本には、明治時代、全国に100を超える小さなビール醸造所が存在していました。当時は清酒以外の酒類には酒税が課せられておらず、ビールには酒税が課せられていませんでした。しかし、明治34年12月軍備増強のための国税収入のため、ビールにも酒税が課せられることになり、資金力の弱い小さなビール醸造所はその負担に耐えきれず姿を消していきました。これによりビール作りは戦後しばらくも資金力のある大手だけのものとなっていました。

アルコール低めのDry Hopped Red Ale

ペールエールよりも焙煎度の高い麦芽を使って作られる、琥珀色や褐色をしたエールビールです。カラメルやトーストのような香り、香ばしいモルトのフレーバーとホップの苦味がバランスの良く楽しめるスタイルです。5℃前後の少し高めの温度で楽しむのがおすすめ。ちなみに「アンバー」は褐色という意味です。

Revo Brewing（レボブルーイング）は、横浜市内にあるブルワリーレストランのクラフトビールブランドです。レストランは、アメリカのブリュワリ―を再現されており、醸造所が併設されています。運営母体は多数のレストランを経営しているトリプルアールグループ。

TAIYAKI REVOLUTION（たい焼きレボリューション）は、横浜市内にあるブルワリーレストランのクラフトビールブランドであるRevo Brewing（レボブルーイング）の造るアンバーエールです。

横浜の老舗たい焼き屋「くりこ庵」とのコラボレーションにより誕生したこのビールの特徴は、なんといっても「たい焼きの皮」と「小豆」を焙煎して使用したこと。これにより、どこか懐かしく、ほっくりとした味わいが生まれています。

たい焼きとビールを合わせることはほとんどないと思いますが、その際は是非合わせたい1本です。

懐かしさと革新が融合したビール

秋田あくらビール（Akita Aqura Beer）は、1997年にスタートした秋田のクラフトビールブルワリーです。いわゆる地ビール系。

古代米アンバー（Kodaimai Amber）は、秋田の地ビール系ブルワリー「秋田あくらビール」が造る古代米（現在の米の品種ではなく、黒っぽいお米）をつかったアンバーエールです。

通常のアンバーエールはカラメル麦芽をつかってアンバー色を出すため、飲み口もボディが重めのものが多いですが、こちらのビールではカラメル麦芽ではなく古代米をつかってアンバー色を出しているため、見た目に反してスッキリとした飲み口となっています。

むしろお米由来のスムースな口当たりと、低アルコールでゴクゴク飲める1本に仕上がっています。

古代米をつかったアンバーエール

京都醸造は、その名の通り京都にて、ウェールズ人、アメリカ人、カナダ人の3人組によって2015年に創業されたブルワリーです。

与謝野の実る（Yosano ga Minoru）は京都醸造（Kyoto Brewing）のつくる地元、京都与謝野町産のホップを使ったイングリッシュマイルドです。

伝統的な英国モルトの風味が最大限に引き出されたモルティな味わいと、4%という低アルコールと弱めのたんさんが優しい味わいを作り出しています。ゆるゆるといくらでも飲んでいられるようなマイルドな1本です。

京都与謝野町産のホップを使ったイングリッシュマイルド

ファーマーズブルワリー穂波（FARMER'S BREWERY HONAMI）は、2018年春から島根県浜田市国分町で販売したクラフトビールブランドです。

穂波レッド（Honami Red）は、島根県産紫芋をつかったレッドエールです。島根県のファーマーズブルワリー穂波（FARMER'S BREWERY HONAMI）が醸造。

紫芋由来のキレイな赤色。ホップの苦味と主張は控えめながら、酵母由来のフルーティーさと紫芋の甘みとコクを楽しめる一風かわったビールに仕上がっています。農村ビールという感じ。

島根県産紫芋を使用したレッドエール

Riot Beer（ライオットビール）は、2018年に世田谷区祖師谷大蔵駅という都心で創業されたマイクロブルワリー&タップルームです。

ルースター アンバーエール（Rooster Amber Ale）は、世田谷区祖師谷大蔵駅の近くにあるRiot Beer（ライオットビール）が造る紅茶を副原料に使ったアンバーエールです。Roosterは「おんどり （オスの鶏）」という意味。

アンバーエールとされていますが色はあまりアンバーっぽくないです。副原料に紅茶が使われており、ビールの苦味のあとに紅茶特有の渋みが追ってくるちょっと変わった味わいのビールです。

紅茶を副原料に使ったおんどりアンバーエール

Konishi Beerは日本酒の酒蔵である小西酒造のクラフトビールブランドです。

兵庫県伊丹市の清酒メーカー小西酒造のクラフトビールブランド「Konishi Beer」。酒蔵ならではのビールを造る「JAPAN ALE」シリーズ、ホワイト、ブラックに続く。こちらは第3弾のアンバーです。

ミディアムボディとモルトの甘みを感じるシンプルなアンバーエールですが、日本酒酵母由来の独特のうま味が「JAPAN ALE」のらしさを演出しているジャパニーズビール。

京都醸造（Kyoto Brewery）が自分たちの本当に飲みたいビールづくりに挑戦する「解放シリーズ」のひとつ「とも」です。「タレの要素をすべて持ちあわせ、素材本来の美味しさを引き立てるタレのような役割を果たすビール」を目指したとのこと。スタイルはベルジャン・スモーク・アンバーエール。

スモークした焙煎モルト由来のほんのりスモーキーなアロマをベルジャン酵母のスパイシーさとフルーティーさが引き締めて、日本の焼き肉のタレの構成を再現できている1本でした。

BBQのお「とも」に、焼肉のタレに着想を得たビール

平和酒造は和歌山県海南市にある、昭和3年に創業された酒蔵です。日本酒「紀土」、鶴梅の梅酒などの酒を造っていますが、クラフトビールシリーズの平和クラフトも造っています。

平和クラフト（Heiwa Craft）のレッドエールです。フルーツやその他の原料を使わずに、麦芽とホップのみを使って造られたビールで、スタイルとしてはアメリカンアンバーエールとのこと。

培煎したモルトは使用せず高温で乾燥させる「培妙」した モルトだけが使われており、モルトの風味と合わせてワインのような芳醇さを感じることができます。

ボディはミディアム程度といった感じですが、コクがありながらもクリアな飲み口で飲み飽きしない1本に仕上がっています。

レバーペースト 、醤油やみりんを使った味わいのものと合わせるのがオススメです。

クリアながらしっかりコクがあるハイクオリティなレッドエール

1996年に長野県東御（とうみ）市で創業されたブルワリーです。オラホとは土地の方言で「わたしたち」という意味とのことです。

オラホビール アンバーエールは、リニューアルしたオラホビールの新定番シリーズ「BEER HEADS」のうちの1本です。パッケージには赤色のBEER HEADSが描かれています。

オラホビールは創立から24年間、守り、磨き上げ続けた味を、新たな20年を目指し、“変化する”という選択した意欲作です。

しっかり目にローストされたモルトからくる甘みと、ホップではなくモルトからくる苦味がリッチな気分になれる1本です。

創立から24年間、守り、磨き上げ続けた味から変化をとげたアンバー

Bravus Brewing Company（ブラバスブルーイングカンパニー）は2015年に設立された、北米初のノンアルコールクラフトビール専門ブルワリーです。

ブラバスブルーイングカンパニー

ノンアルコールクラフトビール専門のBravus Brewery(ブラバスブルワリー)が造るAmber Ale(アンバーエール)

赤い背景に麦と大きく「AMBER ALE」と描かれたシンプルなデザインのパッケージはブラバスブルワリーの定番です。

グラスに注いだビールの色合いは透明感のある琥珀色。

味わいはアンバーエールの特徴的なカラメルアロマというよりも、みつまめっぽい香りと甘みのフーレーバー。

いわゆるノンアルコールビール的な後味のクセはありません。

同じ定番ラインナップのブラバスIPAよりも炭酸は強めで、自ずとちびちび飲むアンバーエールらしいペースになるのは狙いでしょうか？

あんこや黒蜜を使った和のスイーツと一緒にいただくとおもしろそうな逸品です。

アメリカには6,000以上のビール醸造所があり、世界のクラフトビール市場を牽引している国のひとつです。

みつまめのようなフレーバーのノンアルコールアンバーエール。

サンクトガーレンは神奈川県厚木市で、2002年にスタートしたブランドです。世界で1番最初に醸造免許を取得したスイスのサンクトガーレン修道院にちなんで「サンクトガーレン」という名前がつけられました。

サンクトガーレンのシンプルなアンバーエールです。

アンバーエールらしい綺麗な琥珀色、カラメルモルト風味とコク、どっしりとしたパワフルな苦味がビール通に響きそうな味わいです。

同ブルワリ曰く、ステーキなどの肉料理、ハンバーガーなどと合わせて豪快に楽しんでほしい1本で、アメリカでの一番人気だそうです。

しっかりコク、しっかり苦味なアンバーエール

サンクトガーレン アンバーエール

常陸野ネストビールは、茨城県那珂市にあるビール醸造所です。文政六年(1823年)創業の木内酒造が母体となっており、フクロウのマークが目印の多種多様かつ、高品質なビールを多く製造しています。

常陸野ネストビールのアンバーエールです。同ブルワリーがつくるビールの中では濃厚で飲みごたえがあるタイプのビールです。

色合いはその名の通り琥珀色（アンバー）で、ハイローストされたモルトと、比較的強めなホップの苦味がしっかりとしたビールらしい味わいをつくりだしています。

軽めのビールだけでは物足りビール玄人におすすめしたい1本に仕上がっています。主張が強めのビールなのでしっかりとした味付けの料理と合いそうです。

コクのある苦味が楽しめる大人のビール

常陸野ネストビール アンバーエール

ノムクラフトブリューイング（NOMCRAFT BREWING）は和歌山県有田川町にて、令和元年（2019年）に設立されたクラフトビールブルワリーです。

ノムクラフトがアメリカ・ポートランドの醸造所 LEVEL BEER （レベルビール）とのコラボで醸造した「クリムゾン・ガード（Crimson Guard）」。

ブルワリーの地元・和歌山県有田川町産のぶどう山椒を副原料に使用したアンバーエール。

グラスに注ぐと、赤みがかった深めの琥珀色が目を惹きます。

山椒のスッとした爽やかな香りが漂う中に、モルトのカラメル香も感じます。

飲み口は、山椒の風味が印象強い中にもホップ・モルトとの全体のバランスもよく、クリーンで飲みやすい。味わうと、モルトのほんのりチョコレート風な甘味が見つかります。

後味もクリアで爽快、重すぎないボディも魅力的。

ガッツリ肉料理からクッキー等のお菓子まで、幅広いペアリングが楽しめそうなビールです。

ちなみにノムクラフトもLEVEL BEER も、ブルワーは「スターウォーズ」シリーズのファンだそう。５月４日（May ４th）に醸造されたこのビール、ラベルには銀河帝国の紋章風のマーク。名称も銀河皇帝を守るクリムゾンカラーの衛兵に因んでいるとか、いないとか。

ぶどう山椒を使った、スパイシーなアンバーエール。

桷志田（かくいだ）ブルワリーは2021年に本格始動した鹿児島県にある醸造所です。

桷志田（かくいだ）ブルワリー

黒酢も作っている桷志田（かくいだ）ブルワリーが紅麹を使って醸造しているレッドエールです。

外観は赤みがかった琥珀色で、麹を使っているからとって麹っぽさはまったくありません。スッキリとした柑橘系のホップの香り、ほのかな酸味、モルトの香ばしい甘味、アフターで来る苦味という感じでめちゃくちゃバランスの良い1本に仕上がっています。

全体としてスッキリとした飲み口でどんな料理にも合わせやすい万能型ビールです。

赤麹をつかったすっきりとしたレッドエール

桷志田ブルワリー アメリカンレッド

COEDOビール（コエドビール）は埼玉県川越市にある1996年に創業された醸造所です。川越が小さな江戸（こえど）と呼ばれていたことからこのブランド名が付きました。協同商事という、有機農業の取り組みを行っている会社が母体となっており、川越とともにあるブルワリーです。

コエドビールの定番ラインナップで、さつまいもを使ったアンバーエールです。

赤みがかった琥珀色、さつまいもからくるどこか懐かしい甘み、高めのアルコール度数がどっしりくるビールです。何か食事とか合わせるよりも、夜の遅めの時間などにこのビールだけでチビチビやりたくなるようなお味です。

使われているさつまいもは「武州小江戸川越金時薩摩芋 紅赤」という品種で名前のこちらからいただいているようです。

さつまいもを使ったスウィートポテトアンバー

伊勢角屋麦酒（いせかどやびーる）は、その名の通り伊勢（三重県）にあるクラフトビールのブルワリーです。

伊勢角屋麦酒（いせかどやびーる）

伊勢角屋がある伊勢から熊野古道を経て、熊野へもクラフトビールを広げたいという想いで作られたアメリカンスタイルのアンバーエールです。The International Brewing Award 2017で金賞を受賞しています。

4種類のホップの華やかな香り、大麦麦芽だけでなく小麦麦芽と古代米を使うことでまろやか口あたりとコクを実現している1本です。熊野古道のような厳かな雰囲気がありつつも、アメリカンスタイルなビールなのでピザやホットドッグと合わせていただきたいビールです。

伊勢から熊野へ道を広げたいクラフトビール

MARCA BREWINGは2015年に大阪堀江にて、元トヨタのカーデザイナー、神谷みずき氏によって創業されたブルワリーです。

MARCA Brewing（マルカブルーイング）のコーヒーテイストなアンバーエールです。和歌山県のTHE ROASTERSというコーヒショップから仕入れた豆をつかっているそうです。

浅煎りエチオピア産コーヒーのフレッシュさを再現したというブルワリーのコメント通り、多くのコーヒーを使ったビールによくある、フルボディ感やコーヒーっぽい甘みをあまりなく、ライトボディでコーヒー由来の酸味を感じる爽やかな1本に仕上がっています。

ちなみにオーナーの一番のお気に入りビールだそうです。

和歌山県のコーヒーショップの豆をを使ったアンバーエール

反射炉ビアは、静岡県伊豆の国市にある伊豆韮山地域に根ざして運営されている、1996年に創業されたブルワリーです。

反射炉ビヤ（Hansharo Beer）のフラッグシップで、英国産の麦芽を使って醸造されたこだわりのイングリッシュペールエールです。

韮山反射炉の建造を立案した伊豆の代官であり、日本で初めてパンを焼いたパンの祖とも呼ばれているように、多様な取り組みを行った伊豆の偉人、江川太郎左衛門の名にちなんで反射炉ビヤのフラッグシップビールです。（公式サイトより）

アロマ、ボディともにしっかりとしたモルト感、スムースな苦味とモルトのほのかな甘味も感じられるビールらしい1本です。

クリアなモルト感を味わえる正統派イングリッシュエール

T.Y.HARBOR（ティーワイハーバー）は1997年に東京の天王洲に創業されたブルワリーです。

5種類の麦芽を使用し、麦本来の甘みや旨味を楽しめる琥珀色のビール。焙煎したモルトならではのコクがあり、低炭酸で苦みを抑えています。（公式サイトより）

瓶を開けた瞬間から甘みを伴ったモルトの香りを強くに感じます。ボディは重め、フレーバーはしっかりモルトの風味がありますが、不思議と後味はスッキリとしているとても飲みやすい1本です。

T.Y.HABORは全部飲んでいますが、これが一番好きかもしれません。

モルトの甘い香りが心地よいアンバー

ティーワイハーバー アンバーエール

Amber Aleアンバーエール

アンバーエールのクラフトビール一覧

Odd Eyeオッドアイ

TAIYAKI REVOLUTIONたい焼きレボリューション

Kodaimai Amber古代米アンバー

Yosano ga Minoru与謝野の実る

Honami Red穂波レッド

Rooster Amber Aleルースターアンバーエール

Konishi Beer Itami AmberKONISHIビール伊丹アンバー

Kyoto Brewing Tomo京都醸造とも

Heiwa Craft Red Ale平和クラフトレッドエール

OH!LA!HO BEER Amber Aleオラホビールアンバーエール

Bravus Amber Aleブラバスアンバーエール

Sankt Gallen Amber Aleサンクトガーレンアンバーエール